妊娠中の体の変化

妊娠中の体の変化

妊娠や分娩は女性の体に大きな変化をもたらします。決して至急だけが変化するのではなく、体全体が変化します。

 

また、妊娠中に大きく膨れ上がっていたお腹も、分娩が済めば妊娠前の状態に元道理になるというわけではありません。妊娠線などの傷跡も残ってしまいます。

 

近頃は、子供を主産するということが軽く考えられている感があります。妊娠は女性の体に数々の変化をもたらす重大なことだということが忘れられているのではないでしょうか?
体の変化に関することは個人差が大きいのですが、妊娠初期には「つわり」が起こります。胃の痛みや吐き気、嘔吐などが起こるのが良く知られています。そのほかに頭がぼんやりして眠くなる、だるくなる、便秘になる、めまいがするなどが挙げられます。

 

妊娠中気になると、体がむくむ、動悸がする、尿が近くなる、腰痛などが起こりやすくなります。痔や静脈瘤になる人もいます。

 

妊娠中には精神的に幸せいっぱいという気持ちになれる人ばかりでなく、なんとなく不安定になったり、マタニティーブルー症候群になる人もいます。

 

妊娠中に精神にも影響が出るのは、胎児を育てるために、女性の体の中の血液やホルモンなどの代謝状態が大きく変化しているからなのです。

 

妊娠中の精神状態

 

妊娠中の精神状態

妊娠中の自分の体をしっかりと観察できているゆとりのある人は、たとえ少しくらいつらいことがあっても、それの妊娠の一部だとその変化に対応して受け入れようとします。
そのためにマタニティブルーにかかりにくく前向きに進むことができます。

 

それとは反対に妊娠することにステキなことしか想像してこなかった人には、つわりなどの体の変化にうろたえたり、落ち込んだりしてしまうのです。

 

妊娠すると、胎児のことばかり考えがちになりますが、まずは母胎があっての胎児です。母胎が不安定で不健康なら胎児には悪い影響しか出ません。それなりの覚悟を持って妊娠中を過ごしてください。

 

また、妊娠中は持病を持っていた人は、悪化することが多いので気を付けるようにしてください。妊娠すると病気が良くなることはなく、充分な注意が必要です。

 

ガンや重症の心臓病など、妊娠すると寿命を縮める可能性がある病気を持っている女性もいます。そのような女性の中には、どうしても子供を産みたいという気持ちから、妊娠による体の変化を感じない人もいます。

 

病気を持っているにもかかわらず、無理をして出産をした女性を賛美することがありますが、とても危険なことなのです。このような母性愛がプレッシャーとなって、妊娠中の女性は胎児を何が何でも健康な状態で産まなければならないと考えてしまい、普通の健康な母胎の人に対しても重圧となっている感があります。

 

人は人と割り切って考え、自分自身の生き方を考えることの方が、よほど大切なことではないでしょうか?